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スペイン料理は新しい上昇の時代に入った
長らく西洋料理の本命はフランス料理といわれてきた。そして、近年イタリア料理がそのヘルシーさと気楽さがうけいれられて、フランス料理を脅かす存在になってきた。と思っていたら、時代はすでに新しい料理の旗手を発見していた。レストランエル・ブジとシェフ・フェラン・アドリア。彼が提唱した「伝統をベースにそれを最大限に現代化した」スペイン料理のあたらしいスタイルがひとびとを魅了してやまない。特にスペインで昔から伝統的に食文化の発展著しい、バスクとカタルニアがこうした最近の潮流の先導役をつとめている。 スペイン料理の真髄
スペイン人は食に通じていることで知られる。「一日5回の食事」は決して誇張ではない。従来、ガスパチョ(アンダルシア名産の冷たい野菜のスープ)とパエジャ(スペイン風、魚介の五目飯)に代表されてきた、スペイン料理に、いまや生ハムやいわしの酢漬けをつまみ辛口シェリー、ピンチョス(一口のつまみ)にリオハワイン、そしてイカ墨のパエリャ、と多彩な料理を多様に楽しむものへと進化が著しい。 ![]() ー本日はレストラン バスクで提供される料理についてお聞きできればと思います。特に自家製生ハムが人気と伺いました。ときには深谷シェフが目の前で切り分けてくださるとか。
ーそうだったのですね。スペインで学んだ料理を日本のレストランでふるまうには、苦労も多かったのでしょうか。
ー現地の食材が手に入らない中、伝統を汲んだスペイン料理へのお気持ちが伺えます。「より自然なもの、原点に近いものを素材に」という深谷シェフの想いをとても感じます。
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